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原元美紀の女子アナワークショップ

ごあいさつ

主宰 / 講師: 原元美紀

フリーアナウンサー、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」リポーター。

アナウンサー歴24年(局アナ4年・フリー20年)、全国の報道現場に駆け付ける現場取材から、情報・バラエティー・グルメ・ナレーション・声優など、テレビ・ラジオであらゆるジャンルを経験。

現役アナウンサーとして20年以上放送現場の最前線で見続けた数々の成功例・失敗例を研究し、民放労連やアナウンススクールで講師を務める。

独自のメソッド「他己PR」がNHK Eテレで取り上げられる。

アナウンサー生活25年目を迎えました原元美紀です。

名古屋の地方局でデビュー、その後フリーアナウンサーとして東京で20年活動を続けてきました。ラジオ、テレビ、地方局、キー局、BS・CS、局アナ、フリーアナを経験。情報・バラエティーから報道現場取材まで、アナウンサーの携わる仕事はほとんど経験をしてきました。

 

また、現役で放送に出演しながら、民放労連では5年前から地方局アナウンサーへの実技指導を、東京アナウンスセミナーでは7年前からアナウンサーを目指す受験生を指導し、年間数十人の教え子が全国各地へ巣立つなど講師としてもアナウンスに携わってきました。

 

私のこれまでのアナウンサー生活を振り返ると、いつもいつも極限の状態で現場に立っていたように思います。「自分の伝える情報は誰かの幸せや不幸な出来事であり、伝えたことによってさらなる幸せや不幸を生むことがある」と、誰かの人生に深く関わる重みを感じながら歩んできました。

 

私の歩みは、そんな意気込みとは裏腹に一歩目からつまずいてばかり。なぜなら、疑問ばかりが立ちはだかるからなのです。

「腹から声を出すってナニ?」「笑顔を作ってるつもりなのになんでそう見えないんだろう」「相手に心を開いてもらうインタビューってどうするの?」「スタッフとのコミュニケーションの取り方って?」「どうすれば緊張しなくなる?」「伝わると伝わらないの差ってドコ?」など。

 

どれも本にも載っていなければ周りが教えてくれることもありません。これらの疑問に24年かけてひとつひとつ自分なりの答えを見つけてきました。経験や場数、人との出会い、アナウンス以外の分野からのアプローチなど、すぐに解決したものもあれば、何年も苦しんだものもあります。また、解決した喜びと同時に、若いうちに知っていれば視聴者の皆さんに向けてもっと良い放送が出せたのではないかという思いにも駆られます。

 

現場で出会った後輩アナウンサーの皆さんの中にも、あの頃の私と同じように課題にぶつかり、誰に習ったらよいのか、どこに行ったら教えてもらえるのかわからず、ひとり悩んでいる方も多くいました。なかには困難を乗り越えられず、辞めてしまう人も…。

 

そこで、「もっと学びたい」「これが知りたかった」という声に応える場を作りたいと、局や事務所、番組の枠を超えて学べるワークショップを立ち上げました。

 

当たり前のことは教えません。古いことも教えません。放送の最前線に立ち続けることにこだわってきた私だからこそ得られた知識・技術、出会った素晴らしい方々のお話、24年かけて形作られた原元式メソッドを「アナウンスの最新常識」として伝えたいと思います。

2016年4月

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